バウアー投手が総額107億円でドジャースへ 野球ファン「ここまで出す投手ではないのでは」と疑問視

単年では史上最高額の契約

アメリカ・メジャーリーグで今シーズンのFA市場の再注目とされてきた、トレバー・バウアー投手（レッズからFA）が、ドジャースと契約合意したことがわかりました。契約内容は、3年総額1億200万ドル（約107億1000万円）。2021年が4000万ドル（約42億円）、22年が4500万ドル（約47億2500万円）で、単年では史上最高額となります。
バウアー投手は昨季、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を獲得。ドジャースのほかにも複数の球団が争奪戦に参戦してきました。アメリカ西海岸の名門球団への移籍が決まりましたが、実際には安定して活躍した期間は限られ怪我にも泣かされており、野球ファンからは「あまりにも高額すぎるのでは」と疑問を投げかける声が高まっています。

野球ファンの声

・ドジャースにとって吉と出るか凶と出るか・・・それにしても高すぎると思う。ここまで出す投手じゃないと思うけどね。怪我さえなければローテを計算できるのは分かるけど結構、防御率が４点台の年が多いのが気になる。（愛知県、30代女性）

・出せるなら良いが、どうもサッカー等、一部のスポーツ選手の年俸ってあまりに高騰しすぎな感がある。（鳥取県、30代男性）

・カーショー、プライスにバウアー。三人揃って「サイ・ヤング賞トリオ」まるで三銃士みたいやな。それにしてもバウアー、3年で107億は過大評価のような気がしないでもない。直近3年間の成績は、18勝22敗、奪三振421。そんなにすごいとは、思えません。（新潟県、40代女性）

・15年〜19年の5年連続2ケタ勝利も、15〜17年と19年は防御率4点台でWHIPも1.2超え。良かったのは18年で12勝6敗、防御率2.21、WHIP1.09。昨年のスーパーシーズンでサイ・ヤング賞&最優秀防御率だが、登板11、5勝4敗、防御率1.73のWHIP0.79。誰でも出来る結果ではないものの、その短いシーズンのみで覚醒したと判断出来るのかは大いに疑問。タイトル獲得はその1回のみで、もう30歳、投球回数も1190回である。なにかと比較されるリンスカムが1000投球回を超えたあたりから大きく劣化したことを考えると、ドジャースのこの契約は3年という短さをもってしても失敗となる可能性が高い。（広島県、50代男性）

・ダルの年俸も日本からすれば恐ろしいけど、それよりも更に差があるのか。ただ昨年凄かったのは認めるけど、カーショーやデグロム級かと言うと……正直そうは思えないんだよなぁ。メジャーって大型契約しては結局不良債権化する選手も多いのに、よくこんな風に大金ポンポン出せるなぁ。しかも怪我と隣り合わせの投手に…。（高知県、30代男性）

・超一流の数字は18年・20年位なので、正直高すぎの気もしますが、覚醒したのは確かでしょうし、怪我無く最高の2年間？を切り取れるならドジャースとしてもありなんでしょう。（福岡県、20代男性）

・まだまだ比較的若い部類のバウアーに契約期間は3年かぁ！悪くない投手だけど、活躍はフルシーズンではないし、積まれた実績もそう。単年での額や総額では金額が大きいようでいて、実際には相当に不良債権化を懸念したシビアな契約だよなぁ！（神奈川県、60代男性）

・何年も継続して安定した成績を残して、サイヤング賞も複数回受賞しているカーショー・シャーザー・デグロムら超一流のスターターと比べるとバウアーは活躍年数も積み上げてきた実績も見劣りするな。確かに去年はサイヤング賞獲ったけど、シーズン60試合で11先発73イニングの短距離走での結果でしかなく、インディアンス時代の実績からすると、シーズン162試合で30先発の長距離走となると170～180イニング、防御率3点台後半、12、3勝が良いとこなんじゃないか。決して悪い投手ではないけど、ローテーションの3番手レベルにこの高額契約はドジャースやっちゃったかもな。（静岡県、60代男性）

所感

先日発表のあった楽天の田中投手の年俸９億円も驚きましたが、さらに上をいく１００億円以上の契約はすごいですね。ドジャースは今シーズンにかけたのでしょうが、吉と出るか凶と出るか、今シーズンが楽しみですね。