コロナウイルスの自粛疲れで鎌倉に多数の観光客 食べ歩きを注意喚起しても観光客「売っているんだからしょうがない！」と開き直り

商店街関係者も食べ歩きを問題視

政府が、２月７日までだった緊急事態宣言を1カ月延長することを発表してから最初の週末となった6日、人気観光地である、神奈川県鎌倉市の商店街では「自粛疲れ」から多くの観光客でにぎわいました。
商店街関係者の間で問題となっているのは、「食べ歩き」による新型コロナウイルスの感染拡大。観光協会などが注意喚起をしているものの、観光客からは「食べ歩き商品を販売しているんだからしょうがないじゃん！」という開き直りの声も聞かれます。 

国民の声

・自粛疲れを演出しているのはマスコミ自身。相変わらず、テレビ番組は旅行、グルメ、食べ歩きばかり。（栃木県、30代女性）

・TVで「各観光地の悲鳴」とかやるからいけないのでは？自粛疲れに春の陽気が加わったことも一因だが、自分の行動が観光地を救うこともあるかも？という免罪符を与えているのはマスコミだろう。（宮城県、40代女性）

・「お店に方々大変だ」「もうもたない」などの報道をして、一方で「食べ歩きやめて」の報道を行う。では、密をならないように飲食ができる場所の整備などは行ったのでしょうか？GOTOの予算で国立公園の看板整備などもあったが、こうした食べ歩きが問題となるなら、食べ歩きを抑制するような飲食スペースの整備などを、優先すべきではないのか？（千葉県、50代男性）

・売ってる店があるんだから、そりゃ食べるだろ。商売の方々も大変だと思うが、皆んな大変。売りたいか、来て欲しく無いか、どちらかハッキリすれば良い。店を開けといて、人が多い・・・。って無いだろ。（30代男性）

・食べ歩きやめろと言ったって、食べ歩き用の食い物ばかり売ってるしw食べ歩きを止めてほしいなら店を閉めれば良いだけの話でしょ。商店街がクレームつけてるんだからさ！（広島県、20代男性）

・間違いなく食べ歩きを想定しているものをたくさん売ってる。一回商店街全体で話し合い確認作業が必要でしょうね。みんなが納得しないと軋轢が生まれる。（大阪府、60代男性）

・まぁ、食べ歩きやめてとは言うが店には椅子もない、通りにも腰掛ける場所が少ないのだからしょうがない部分もあるだろう。少しの間しかいない利用者に注意をうながすより持ち帰り、食べ歩き出来るような形で提供している店からやり方を変えるしかないのではないだろうか。（京都府、60代男性）

・勝手ですよね。今の状況で、食べ歩き出来る物を販売しといて、後は各々のモラルに委ね、食べ歩きしないで下さい。って言われてもそら理不尽ですよ。食べ歩きしてもらいたくないなら、食べ歩きできない様に販売しなきゃ。それ込みで感染予防対策でしょうに。出来ないなら店閉めるべき。鎌倉は対策がされていないと言われても仕方がないですね。（山梨県、40代男性）

・小町通り、去年の緊急事態宣言の時はお店閉まっていたからガラガラだったよ。今回は、自粛疲れと言うよりは、春だしちょっと近場の観光地に行っちゃおうかな、店開いてるから！と思う人が増えただけ。働く人も感染は怖いけど生活かかってるし。食べ歩きマナーは、外国人観光客と修学旅行生がいないから、注意喚起すれば従ってくれると信じたいですね。（新潟県、40代男性）

所感

確かに観光地の名物を食べ歩くのは一つの楽しみ。感染拡大に注意しつつ、節度ある楽しみ方をしてもらいたいものですね。