愛知県大村知事のリコールで不正署名 国民「民主主義を揺るがす重大事件だ」と怒りの声
リコール運動は高須クリニックの高須克弥院長が主導
愛知県の大村秀章知事のリコール（解職請求）運動を巡る不正署名問題で、名古屋市の広告関連会社が多数のアルバイトを募集し、署名簿に偽の署名を書き込む作業をさせていた疑いがあることが２月１６日、分かりました。問題は、大規模な組織的不正に発展する可能性が出てきました。リコール運動は、高須クリニックの高須克弥院長が主導。名古屋市の河村たかし市長らが支援していました。
これに対して国民からは「民主主義の根幹を揺るがす重大事件」「徹底的に解明すべき」と怒りの声が高まっています。
国民の声
国民の声：アルバイトに署名を偽造させたということは、バイト代を出した人間がいるということ。つまり、金を出した者が今回の首謀者。政治家が関わっていたら、所属政党も解党すべき重大事件。（山形県、20代女性）
国民の声：大村県知事をリコールしようとしていた人たちは、ことあるごとに「反日」だとかよく言いますが、ルールを守らず自分たちの主張を通そうとするこの行為こそ、この国を壊しているのではないでしょうか？（新潟県、40代女性）
国民の声：リコールはもちろん、何かの運動への署名は、運動員が丁寧に説明し、それに納得し賛同して覚悟をもってするものでしょう。そこを広告代理店に投げる時点でこの運動は運動でなくなってる。徹底追及しないとリコール制度自体危ない。（北海道、50代男性）
国民の声：しかし、やってる時によくバレなかったものだ。この名簿通りにここに書けというバイトがあったら、バイト本人も相当ヤバいことをやっている、まっとうな仕事ではないと感じるだろう。短期バイトだっただろうから、給料もらってやめた後「名簿通りに名前と住所を書くだけで金もらえた美味しいバイトあったぜ」ってどこかでしゃべりそうなもんだが。（香川県、20代男性）
国民の声：「高須克弥」の名前がはっきり使われている。高須氏は「無断で名前を使われた」ともし言うのなら実際にこの用紙を作った団体を訴えるなりしたらいい。もしその団体の首謀者が高須氏なら、高須氏は民主主義の善意（市民の権利である“リコール”を悪用しないという善意）を完全に踏みにじった民主主義の敵ということになる。（京都府、30代男性）
国民の声：これは、もう組織犯罪と言うべきだ。何しろ報酬が発生しているので、もう言い訳はできない。厳罰に処さなければ、民主主義の根幹が揺らぐ。これを許せば、選挙でも不正を働く輩が出てくるだろう。（三重県、60代男性）
国民の声：この署名が不正だというだけに止まらず、こういうことがあれば他に真面目に取り組んでいる署名も疑いの目で見られる。指示した責任者の責任は重大。（京都府、30代男性）
所感
日本の民主主義を根幹からくつがえそうとした、おそるべき重大犯罪でしょう。徹底的に捜査して、真相を解明してもらいたいと思います。そして関わった犯罪者は逮捕して、罪を償わせて欲しいです。
