ピーナッツの比率が下がった亀田製菓の柿の種 国民「比率が変わってからは買っていない」と酷評

国民投票で比率が変更された亀田の柿の種

お菓子屋お酒のおつまみとして、老若男女を問わず人気なのが、「亀田の柿の種」。柿の種とピーナッツの割合は、発売当初は「７：３」でしたが、美味しいピーナッツを食べたいという国民の意見を踏まえて、長く６：４の比率で販売していました。ところが、２０１９年に「私、亀田を変えたいの。キャンペーン『当たり前を疑え！ 国民投票』」を行った結果、投票１位となった「７：３」にリニューアル。
ただ、ピーナッツの比率を抑えてコスト削減を狙った亀田製菓側の作戦という見方があり、「６：４の方がよかった」という国民の声が多く寄せられています。
比率が変わってからは１度も買っていないという不買運動も起こっています。

国民の声

・黄金比率の変更、これは単価の高いピーナッツの比率が落ちるので、当然対価として値下げ、増量があって然るべき。この点をメーカーホームページから問い合わせたが、微々たる差なので据え置いたとの回答があった。そこで消費者還元をして欲しかった、それでこそ慕われるメーカーだと思う。隠れ値上げを黄金比率の画期的変更などと美談に問題をすり替えているが納得できない。柿の種は他のメーカーで代用できる。ささやかな抵抗で亀田は二度と買わない事にした。（山形県、20代女性）

・６対４から割合いが変わってから、一度も買っていない。ピーナッツの減った亀田の柿の種は許せない。戦略と言う名の、経費削減だとしか思っていない。と、前の割合いをこよなく愛していたファンの1人として、苦情を申し上げたい。（新潟県、40代女性）

・亀田はコストを下げたいだけのことを言い訳してて笑える。ただピーナッツが高からどうでも良い柿の種を多くしたたけだろう？本当に信頼感が低下したわ、もう亀田製品は一切買わない。そもそも三幸の柿の種のほうが全然味は上だと思うし柿の種だらけの柿ピーに存在価値なし。（北海道、50代男性）

・ピーナッツ多めが好きなので、柿ピーに追いピーして食べてます。個人的には、６対４の方が良かったなぁ。（岩手県、30代男性）

・7：3は高騰するピーナッツの比率下げるための亀田の策略だ。たった２カ月弱のキャンペーンで黄金比を変えられてはたまったもんじゃない。１度試しに7：3買ったけどやっぱピーナッツ足りなくてピーナッツだけ別買いして足して食べた。7：3では柿の種の辛さが食べた後口に残る。それが本当に嫌だ。次はない。（香川県、20代男性）

・ピーナッツの比率が下がって買うことがなくなりました。今はセブンイレブンの柿ピーが一押しです。あれが黄金バランス！（京都府、30代男性）

・比率を変えられてから一度も買っていません。サイレントマジョリティを無視し、裏切られた感じがしたので。現状でよい人は投票なんか、なかなか参加しないものです。色々な味を出すくらいなら比率毎に商品化してほしい。前の比率のものが出たら、必ずリピするのに・・・。（三重県、60代男性）

・「7：3」になってから柿ピーを買うのをやめて、柿の種とピーナッツを別に買うようになりました。ピーナッツは、でん六の方が美味しいので、これで良かったと思います。（京都府、30代男性）

・ここ数年で原材料にアメリカ産のコメが混ぜられています。比率はわかりませんが１００％国産米ではないことは確かです。特に亀田製菓が隠しているわけでもなく原材料に記載はありますが、クオリティダウンするときはどのメーカーもしれっとするのですね。（京都府、30代男性）

所感

今思うと、ピーナッツと柿の種の比率を決める国民投票も、本当に国民の声が届いたのか疑問に残ります。亀田製菓は地元ではかなり殿様商売のようです。ただ単にコストを下げるためにピーナッツの比率を下げただけかもしれません。