コロナ禍で100円ショップの業績が好調も 国民「デフレの象徴で悲しい」

100円ショップ業界の売上高が11年連続で増加、過去最高更新へ

「100円ョップ」の好調が続いています。帝国データバンクの調査では、大手5社を中心とした2020年度の100円ショップ業界の売上高は11年連続で増加する見通しとなり、2020年度の業界売上高は過去最高を更新する見込みです。コロナ禍の節約志向も後押ししましたが、国民からは「デフレの象徴でなんだか悲しい」「日本が経済成長していないのが表れている」と悲しむ声が聞かれます。

国民の声

国民の声：自分でもたまに利用するから便利で安いと思うけど百均ショップが好調なんて、やはり悲しい現実です。（高知県、40代女性）

国民の声：日本がこの数十年経済成長してないことが如実に表れている気がする。（山形県、40代女性）

国民の声：百均自体が質の向上（品質というよりバリエーション的な意味で）があるのはもちろんだけど、それ以上に日本人の所得、生活の質が貧相になった影響が大きいと思う。（大阪府、60代男性）

国民の声：デフレ時代の象徴です。いい事ではないと考えます。製造原価・仕入原価…薄利多売だろうが、下請け・孫請け企業の従業員の給料は？？？（佐賀県、50代男性）

国民の声：１００円ショップが好調なのは日本がデフレで経済成長してない証拠ですね。世界中で経済成長してないのは日本だけですからこうなるのは当然かと。（東京都、40代男性）

国民の声：企業は一部の人間だけが儲け、社員への還元はしない。政治家や公務員がそこで生活する住民よりも年収が高い、そういうおかしな状況を是正しなければ何も変わらない。（奈良県、30代男性）

所感

生活において常に何でも安く済めばいいと、コストばかりを考えるようになるのは、お金を節約した生活が好きとかでない限り、自らの生活にゆとりが持てなくなっている証である面も否めないですね。