曙ブレーキでブレーキの検査データ改ざん問題 国民「自動車業界全体で徹底解明を」
11万件で検査データの改ざん
曙ブレーキ工業が国内4工場で製造する自動車用ブレーキ製品で、検査データを改ざんするなどの不正行為があったことがわかりました。対象製品は計11万4271件に上り、完成車メーカー10社に納入されていたということです。
人の安全を守るためのブレーキ製品でこのような不正があったことについて国民は「業界全体の問題」「徹底的な解明を」と求めています。
国民の声
国民の声：これは酷すぎる️！もしかしたら表に出てきてるのは氷山の一角で、もっと沢山ありそう。今回は、国も徹底的に調べてほしい！（高知県、40代女性）
国民の声：外観部品ではなく『止まる 曲がる 走る』である機能部品は罪が重い。 購入者は外観の傷は気づくことはできるが機能不良は走行後に気づくわけだし命に関わり、それが加害者にもなりうる。社長が責任負うべき問題。（山形県、40代女性）
国民の声：旧経営陣のままだったら、絶対にバレるまで表に出てこなかった話だということになる。現経営陣になったから、判明してから公表したということだろう。経営陣を刷新して出てきた事実なのだから、ここは徹底的に調査して欲しい。（大阪府、60代男性）
国民の声：改ざんは許されることではない。それはそうとして、これを一企業の不祥事と片付けて良いものなのだろうか。なぜこの事態に陥ったのか。元々経営は良好ではなかった様子。顧客はどうだったのか、仕入れ先はどうだったのか、どのような状況下で経営がどう行われ現場はどうなったのか。この企業１つを切り取って見ていいものか、業界の構造まで関連があるのか、精査してほしい。（佐賀県、50代男性）
国民の声：圧力をかける上司や役員や、その向こう側には得意先がいたというか、今もいるのだろう。パワハラされて、捏造させられて、責任を負いかぶされて、精神を叩き潰されて、不適格の烙印を押されて、そして依願退職を強要される。どの会社も同じです。（東京都、40代男性）
国民の声：検査の基準、項目、数値など大昔からそのまま変わらないことで、検査そのものが形がい化している事も一因では。もちろん不可欠な検査もありますが、無駄無用な検査も存在していると思います。安全の確保と生産性向上を両立させる観点で検査内容も見直されるべき部分が多いのではないでしょうか。（奈良県、30代男性）
所感
自動車メーカーの、協力会社に対する発注価格の値引き・納品時間の短縮。単に部品メーカーを調査するだけではなく、発注先の調査も必要でしょう。生命に関わる問題なので業界全体で徹底的に調査して欲しいと思います。
