「医療従事者が実験台のようだ」 コロナワクチンが先行接種開始
医療従事者4万人が先行接種
新型コロナウイルスのワクチンの、4万人の医療従事者への先行接種が2月17日から始まりました。対象の医療従事者およそ4万人のうち、およそ2万人に継続的に観察日誌を記入してもらい、接種の安全性の調査を行う予定です。
これに対して国民からはワクチンに希望を抱く一方で、「医療従事者が実験台のようだ」と心配する声も目立ちます。
国民の声
国民の声:知り合いの医療従事者の方は、先行接種はありがたいと思うが、自分たちが治験の一部のように感じるともおっしゃっていました。副作用などが現場で発生しない事を祈ります。(高知県、40代女性)
国民の声:副作用が気になるところですが、良いことも悪いことも隠さず報道してほしい。選択の自由がある以上、正しい情報が個々の判断基準になる。(山形県、40代女性)
国民の声:街灯インタビューで50か60代と思われる男性が「早く接種してあちこち出掛けたいですね」と答えていました。打った後一般的に浸透して効果が出てからという意味だったのかも知れませんが、もし言葉通りの意味合いだとしたら危険だなーと思いました。(大阪府、60代男性)
国民の声:①接種を希望する人に出来るだけ早く行き渡ること接種を希望しない人への圧力や差別が発生しないこと。この2点を切に願っています。(佐賀県、50代男性)
国民の声:首相官邸のYouTube動画に「新型コロナウイルスメッセンジャーRNAワクチンについて」を、密かに載せても2,075 回視聴程度、国民にどんなワクチンだとかもっと地上波使って周知させた方がいいのでは。地上波のくだらない番組時間ムダですよ。
国からの重要なお知らせを一斉に流す時間とかあってもいいと思うけど??(東京都、40代男性)
国民の声:安全性の調査を行うなら医療従事者よりも先に政治家達全員がワクチンを摂取して、己が盾になるべきだと思いますが…。医療従事者の方々はこの国の宝です。まずは政治家達で安全性の確認をお願いします。(奈良県、30代男性)
国民の声:副作用が気になるが、それよりは効果の方が気になる。ワクチンを打ったからといって今の生活が変わるわけではないだろうが、もうマスク生活する必要がないなどと誤解している人は少なくないようだ。(埼玉県、60代男性)
所感
待望のワクチン接種は喜ばしいですが、ニュースを見ると医療従事者は副作用実験にしか映りません。長期的な効果(副作用など)については、わからないことだらけにも関わらず、最前線で食い止めている方々が実験台のようになっています。接種希望者が迅速に接種を受けられるように事が進んで欲しいと思います。