ボランティア大量辞退も「運営に支障はない」 東京五輪組織委員会の発言が国民の「反感」買う

ボランティア1000人辞退も組織委員会は「運営に支障はない」

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長が女性蔑視発言をした後、大会ボランティア約１０００人が辞退しました。ボランティアの相次ぐ辞退にも組織委は「運営には支障はない」と発言し、国民の反感を買っています。

東京五輪ボランティア辞退に対する国民の声

国民の声：運営に支障はない？そういうコメントを出してるうちは辞退者が増え続けると思う。運営は難しくなるが、なんとか頑張っていきたいぐらいの方が良いと思うよ。（岐阜県、40代女性）

国民の声：『運営に支障はない』は『ボランティアなんていてもいなくてもいい』に聞こえてしまう。そこは『困ったな』『何とかお願いします』の方がいいと思う（和歌山県、30代男性）

国民の声：ボランティアの辞退があっても派遣企業が協力企業からの応援という形で派遣の人をあてがうので問題ないということですね。（京都府、60代男性）

国民の声：運営には支障はないと考えている。確かにそうかも知れないがそうなった原因を考えた方がいいし、コロナ禍の中わざわざボランティアに名乗りをあげてくださった方への敬意をもっと示した方がいい。（東京都、50代男性）

国民の声：何をどういう根拠で支障が出ないのか説明して貰いたいですね最初から辞退を見込んでいたのか予想より多くの応募があったのか…。（静岡県、40代男性）

国民の声：辞退連絡をしたのがこの人数で、水面下にはもっと多く辞退を考えている人がいるのでは。（広島県、30代男性）

国民の声：「運営には支障がない」なんて言うから辞退者が止まらないんだよ。（福井県、30代男性）

国民の声：何故「辞退された方々にまた“参加しよう”って思っていただけるよう、信頼回復に努力する」って言えないんだろう。（新潟県、30代男性）

東京五輪ボランティアの大量辞退に関する所感

ワクチン無しの無防備でボランティアに参加して、いざ罹患しても、PCR検査を優先的に受けられる訳でもなく、病床しだいであろうが、入院できず自宅待機の可能性も充分ありうる。普通の人なら危なくて、気安くボランティアに参加なんてできませんよね。まだまだ先行き不透明ですが善意で参加されるボランティアの方の負担にはならない様にして貰いたいですね。